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2010年5月13日 (木)

国も見習わなきゃ

先日のトヨタ自動車の3月期決算のニュースは記憶に新しいと思います。

営業損益は4610億円の赤字から1475億円の黒字の発表でしたね

特に東海圏に住む人にとってトヨタ自動車の影響は大きいので、僕も興味深く新聞に見入りました

アメリカでのリコール問題があったりで売上げは伸びていないのに、いろいろな経営努力で黒字の営業損益を出すのはさすがですね

内情は分からないけど、そのスピードというか、対応がスピーディ。

国を代表する企業であるトヨタ自動車がどんな経営努力をしたのか興味があったので調べてみると、実に地道でシンプルなものだったのでちょっと驚きました。

人員の削減はまだ分かるのですが、消耗品の節約については電気をこまめに消すとか必要最低限の電気しかつけないとか、紙を節約しながら一括購入でコストダウンとか、蛍光灯を1本抜くとか、ホントに基本的なコトばかり。

一兆円を越す利益を生んでいた会社が、何千億という赤字に陥って、その対策にここまですることにちょっと驚いたのですが。

苦渋の選択もあったでしょうが、赤字経営では会社は立ち行かないのでなんとかするためにまずできることをすべてやったというところなのでしょう。

これを読んで、800兆円を越える借金を抱える日本も見習わなきゃいけないなと思いました。

トヨタ自動車は、無駄を省くだけでこんなにも変わるということも示していると思う。

赤字を減らすためにまずやることは自動車の値上げじゃなく、無駄の削減と適正な価値設定。

だけど国は自動車の値上げ(増税)をして赤字を補填しようとしているように思えますよね。

消費税の増税は回避できない状況になりつつあるけど、その前にやっぱりまだできることがあるんではないかと思うワケなのです

確かにいろいろな削減を行ってはいるけど、トヨタくらい危機意識持ってやらなきゃ。

国民生活と様々な利権がからんでいるから難しいんだろうけど、無駄はまだまだ潜んでいると国民目線でも分かりますよね。

官と民の意識の差、まだまだ溝があるなぁと、常々思うのです。

だけどもちろんコレ自分にもすっぽり当てはまります

僕も国に貢献できるようもっと頑張ります

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